ヤマハ音楽教室

【ヤマハジュニア専門コース】JOCの作曲に役立つアイデア7選を紹介

こんにちは、ブログを見にきてくださりありがとうございます。今回のテーマはJOCといわれるヤマハの主催するオリジナルコンサートについてです。

 

曲のアレンジや作曲のコンサートなのですが、いきなり作曲してといわれても何から始めていいかわからないといったお悩みの参考になればと思い、作曲に役立つ具体的な方法を7つご紹介します。

 

この記事を読むと、次のようなことができるようになります。

・作曲のアイデアが思い浮かばない時に何をすればいいかがわかる

・作曲をする方法はいくつもあることがわかる

・モチーフが作れるようになる

 

そもそもJOCとは何か?

ヤマハが主催するジュニアオリジナルコンサート(JOC)は、日本国内をはじめ世界各国のヤマハ音楽教室で学ぶ15歳以下の子どもたちが、心に感じたことを曲にし、自ら演奏するコンサートのことです。(一部ヤマハ公式サイトから引用)

 

作曲の経験がない

我が家の娘は現在小学2年生、昨年が初めての参加でした。作曲の経験もなく、やり方もわからず、いろいろと先生に助けていただきました。

 

親の私も本格的な作曲は未経験です。しかし、2回目となる今年も分からないからといって先生に頼ることはできません。何とかせねばと思いました。

 

作曲に関する知識を得たい

作曲の知識がないまま子どもにアドバイスはできないと思い、図書館に向かいました。図書館で借りた本は全く同じではないのですが、下記のような解説本でした。写真がないのでサイトの画像を貼っておきます。👇

 

他にも3、4冊見てみましたが、どちらかというとポップス向けの内容の本が多かった印象です。

 

娘の専攻はピアノで、ポップスとは少し違うような感じがしたのでコード進行などは参考にして他の部分はさらっと読み飛ばす感じでした。

 

その他にもいろいろと調べ物をして自分なりに工夫した点があります。子どもの作曲に関する具体的な対策を解説していきます。

 

作曲に役立つ具体的なアイデア7選

あらかじめお断りをしますと、私は作曲の素人です。専門家ではなくても、以下の方法により子どものやる気と想像力を引き出すことができました。

 

作曲に役立つアイデア7つ

①たくさんの曲を聴く

②好きな曲のコード進行を参考に後からメロディーをつける

③習った曲の楽譜を参考に伴奏をつけてみる

④何のテーマの曲を作るのかを考え、小さなストーリーを書いてみる

⑤テーマから感情をイメージする

⑥1音でもいいので鳴らしてみる

⑦日頃からいいなと思ったメロディーをメモしたり録音したりしておく

 

それでは各項目について具体的な内容をご紹介していきます。

①たくさんの曲を聴く

アイデアが思いつかない時はたくさんの曲を聴く。それもクラシックに限らずいろいろなジャンルの曲をインプットするのが大事です。食事や身支度の間でも移動の車の中でもいつもいろんな曲をかけています。

 

作曲のために無理して聴くというよりは好きな曲を楽しみながら聴くといった雰囲気がおすすめです。そこから知らなかった作曲家に興味を持つこともありました。

 

最近子どもは作曲家の伝記にはまっています。

 

②好きな曲のコード進行を参考に後からメロディーをつける

昔からある名曲や人気の曲には似たようなコード進行があったりします。気になった曲は楽譜を手に入れるなどしてどんな和音が使われているかなどをみるととても役に立ちます。

 

たくさんの曲の楽譜を購入することは経済的にも負担になりますよね。そこで私は必要な曲の楽譜だけが見られるヤマハのぷりんと楽譜を時々利用しています。プランによって違いがありますが、割引で楽譜を購入できたり、アプリを利用すれば決まった回数までは楽譜見放題というプランもあります。

 

③習った曲の楽譜を参考に伴奏をつけてみる

楽譜が手に入らなくてもこれまで習ってきた曲から参考にすることも可能です。一冊の中にさまざまなパターンの伴奏が載っているので、好きなパターンの伴奏をつけてみるといいですね。

 

④何のテーマの曲を作るのかを考え、小さなストーリーを書いてみる

4番目は、イメージから作曲する方法です。まず、何についての曲を作りたいのかを考えます。娘の場合は小学校の学校生活からヒントを得ました。一年を通してどのような行事があったのか、思い出は?などです。

何か一つでも印象に残っている出来事があれば日記のように思い出してストーリーを書き出してみるのもおすすめです。子どもに聞き取りをして、親が書くのでも大丈夫です。イメージを作るのが目的です。

 

⑤テーマから感情をイメージする

④で考えたテーマからどんな感情が沸き起こるかをイメージします。嬉しい、楽しい、悲しい、不安、寂しい、はじける、遊ぶ、などさまざまです。

 

この辺りで長調か短調の曲がいいかなどを子どもと話していました。一概に悲しいから短調の曲と決めつけない方が子どもの想像力が広がってよかった記憶があります。どこまでも子どもの考えを尊重するように意識しました。

 

イメージからアーティキュレーションがつけられるようになります。さらに終わり方もイメージできるようになってきます。

⑥1音でもいいので鳴らしてみる

どうしても何も出てこないしイメージなんか湧かない。無理!となっても大丈夫です。作曲の経験がないのでできなくても仕方がありません。

 

実際、我が家でも最初の音が出なくて苦戦しました。ただ、好きな音を鳴らすことはできました。その鳴らした音から上がるのか下がるのか、黒鍵に向かうのか子どもの好奇心に任せておきました。

 

そうして何とか1小節、2小節と絞り出していきました。

 

⑦日頃からいいなと思ったメロディーをメモしたり録音したりしておく

普段から作曲をするしないに関わらず好きな曲があったらメモをしておくのがおすすめです。その時にいいと思っていても、後になったら何の曲だったか忘れてしまうということもあります。

 

また、好きな曲やいい曲だけではなくて自分でメロディーが思い付くようならそれも演奏を録音するか、楽譜に書き留めるかするといいと思います。いざ作曲をするときにそうしたメモや記録がとても役に立ったりすることもあります。

 

録音にはICレコーダーでもいいですし、スマホでも簡単に撮れるのでスマホの方をよく利用しています。

 

まとめ

JOCのための曲作りの具体的なアイデアを7つご紹介しました。作曲が全然分からない、できないという場合は、①から⑦のどの項目を参考にしていただいても大丈夫です。順番は特にありません。

 

そこからヒントを得て1小節でも2小節でも曲ができてくればいいという考えです。ある程度イメージや曲のモチーフができれば少し曲作りが進んできます。

 

どうしても何もできない時は担当の先生に相談してみましょう。作曲のために努力したことを伝えてみると一生懸命さが伝わります。

 

昨年よりは今年、今年よりは来年というように、少しずつ進歩していけばいいと思います。子供にできたことや良かったことを伝えてあげると作曲してよかったと子供も感じることができるのではないでしょうか。

 

我が家も試行錯誤していますが同じような悩みをお持ちの方のご参考になれば幸いです。

 

そして、そろそろ毎年のグレード試験のシーズンになります。子どもの教室では3月や4月に実施されるので大体今頃はみなさん対策をしている頃です。過去にグレード試験の練習方法について記事にしているのでそちらも良かったら合わせてお読みください。

 

最後までありがとうございました!

 

みなさんの作曲や練習がスムーズに進みますように(^_^)/

 

補足:お子様が習い事をしていても自分は習ったことがないから練習を見るのが不安。と感じていませんか?初心者から習える椿音楽教室では無料体験レッスンが受けられます。続けられるかどうか心配でも一度体験してから決められるので安心です。



Have a nice day!☕️✨

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ABOUT ME
ミニカ
小学4年生の娘と夫の3人暮らし。子育てや教育などに関する情報を中心にさまざまな情報を発信していきます。最近取り組んでいることは、独学のイタリア語とピアノです。よろしくお願いします^_^