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話題のベストセラー『金持ち父さん貧乏父さん』から学べること

『金持ち父さん貧乏父さん』を読んでお金に対する考え方を学ぶ

金持ちはお金のためには働かない

今回は最近読んだ本『金持ち父さん貧乏父さん』について書いていきます。

ベストセラーと言われても全部の本を読むわけでもない私が手にすることになったこの一冊。最近になってファイナンシャル・リテラシー(お金に関する読み書き能力のこと)が低いことを自覚して、色々とお金に関する勉強を始めました。

きっとお金の勉強をする上で役に立つはず、と期待して購入しました。

 

著者のロバート・キヨサキさんの子ども時代から現在に至るまでのお金に関わってきた人生が書かれています。

 

 中流以下の人間はお金のために働く

 金持ちは自分のためにお金を働かせる 

 

という文章が出てきます。なんとなく「私は中流以下になってるんだな」と思いながら読み続けました。お金を働かせるってどういうこと?と疑問を持ちました。

 

学校ではお金のために働くことは学ぶけれど、お金に関する知識はあまり教えてもらっていない。本はアメリカが舞台ですが、日本も同じ。学校でお金についてあまり学んだ記憶はありません。

 

家庭でも友人の間でも学校でも、お金の話題はなんとなくタブーでお金儲けについて話そうものなら、お金に執着していると思われるんじゃないか。とか、お金儲けを考えるだけで罪悪感に駆られるなんていうことがあります。

 

この「お金=悪」という価値観が行動を邪魔しているような気がします。

お金の流れの読み方を学ぶ

お金持ちになりたければ、お金について勉強しなければならない

学校で教わっていないから、お金に関する知識に乏しい。だから自分で勉強するしかないということになります。

 

お金の流れの読み方を学ぶのに便利な資格があります。簿記です。簿記がわかると資産と負債の違いが理解できるようになります。

 

 金持ちは資産を手に入れる。

 中流以下の人たちは負債を手に入れ、資産だと思いこむ

 

資産と負債の違いを見るのに使われるのが、「損益計算書」と「貸借対照表」です。私は今年簿記3級を取得したばかりなのですが、完全に理解していなくても一度勉強しておくだけでだいぶ理解が違うと感じています。

 

勉強して損はないという資格です。もっと早く知っておけば良かったとは思いますが、気がついたときに行動しても遅いことはないと思っています。

 

本の言葉を借りると、

  資産は私のポケットにお金を入れてくれる

  負債は私のポケットからお金をとっていく

 

と表現されています。負債の例はローン類でしょうか。自動車ローン、住宅ローン、クレジットカードの未払い分、学費ローンなど。資産とは、不動産、株式、債権、手形、知的財産など。その資産からは、収入がもたらされます。家賃収入だったり配当や利子だったり。

持ち家は資産でも投資でもなく「負債」

持ち家には憧れますが、家は資産ではなく負債だという事実。それを知っても、家という物に対する感情の問題が出てきます。負債だと知って購入するのと、資産だと思って購入するのとでもだいぶ差があるように思います。

お金持ちになりたければ資産を買うことが大事だと教えてくれています。

ラットレースとは

この本でよく出てくる言葉に「ラットレース」があります。

意味は、「朝起きて、仕事に行き、請求書を支払う、また朝起きて、仕事に行き、請求書を支払う…この繰り返し。」それと、「人生が恐怖と欲望という二つの感情に走らされ続けること。」をラットレースと例えています。

お金を持たずにいることが怖いから働いて、お給料が入ると、あれもこれも買いたいという欲望が出てきて、そのパターンから抜け出せないでいるという状態。

ロバートさんはこのラットレースから抜け出すヒントを本書を通じて与えてくれています。

自分のビジネスを持つ

自分のビジネスを持つって言われても、やり方も何もわからない。それでも、いつかそうなる日のために、必要な知識はあっても良いのではないかと考えています。

ということで、会社で働きながらも自分のビジネスを持つことの大切さが書かれていますが、決して誰もできないものではなくて、一つずつでも真似できるところからやってみるのが資産を増やす近道だと思っています。

 

具体的にどんなことを実践したらよいのかは、本書の中に詳しく書かれているので、誤解の生じないようにここでは控えたいと思います。

乗り越える5つの障害

お金の流れが読めるようになっても資産を増やすことができない人にとって大きな障害になるものがあるようです。

それは下記の5つです↓

①恐怖心

②臆病風

③怠け心

④悪い習慣

⑤傲慢さ

誰でも新しいことを始めるときに上手くいくかどうか不安になったりします。とりわけお金のこととなれば、恐怖心まで抱いてしまいます。

そこで、まずは失敗しても大きな痛手とならない程度にリスクを抑えて挑戦してもいいのかなと個人的には思います。

結果、たとえ失敗してしまっても、経験が積み重なり、次の成功につなげることができれば無駄にはなりません。

投資の例を出せば、生活に困らない程度の資金を準備して投資に当てるとか、買い物で貯めたポイントを余剰資金として投資の練習に利用するなどの方法があります。

行動することが大事なんだと改めて感じます。忙しいから、めんどくさいからと言っているうちはラットレースから抜け出せないんだなあと思います。

「Visa LINE Pay クレジットカード」

 

我が家ではLINEを活用した少額投資を行っています。「Visa LINE Pay クレジットカード」です。決済額の3%のLINEポイントが貯まるので、貯まったポイントだけで投資をする方法です。3%がつくのは2021年4月までの期間限定のようです。

 

スタートを切るための10のステップ

本の後半になると実践するための10のステップについて説明が始まります。教訓に近いかもしれません。

ここで得られる気づきは自分の頭でしっかり考える力がいるということでした。何をやりたくて何をやりたくないのか、毎日自分で頭脳に何を詰め込むかを選択する力など。

特にここで気になったのは、「教えよ、さらば与えられん」です。

ぜったいに忘れないでほしいこと

ロバートさんがこうおっしゃっています。

 

 この本で読んだほかのことはみんな忘れたとしても、ぜったいに忘れないでいてほしいことが一つある。

 それは、何かが足りないとか何かが必要だと感じたときには、まず、それを人に与えることだ。

 そうすればあとになって、二倍にも三倍にもなって返ってくる。

 

このことは、お金、ほほえみ、愛情、友情などいろいろなことにあてはまるそうです。

ここで重要なのは、あくまでも見返りを求めるという下心なく与えるという点です。最初から何かがほしくてそれが目的になってしまっては良くないということです。

これを読んで、私は過去に色々人からよくしてもらった事を思い出しました。そして、人から与えられた恩を十分お返しできていたかなと考えさせられました。

これからの人生で大なり小なり人に見返りを求めず与えられる人になっていきたいと思うのでした。

まとめ

人生のためになる事、経済的自由を得るための秘訣など、この本の中にはたくさんの学びがありました。

 人生から教訓を学んで先に進んでいく人はとても少ない

 ほかのだれを変えることより、自分自身を変えることの方がずっと簡単なんだ

38ページと41ページに出てくるこのセリフが好きです。

やるかやらないか。何を学ぶのか。行動するかしないか。未来を選択するのも自分という現実。

 

行動した人だけが得られる景色を見てみたいし、ラットレースからも抜け出したいと思える一冊でした。

 

立派な人に会ってお話を聞くことはなかなかできないですが、こうしてすでに成功している方の書籍を通じて多くのことを学べるのので、そこから真似できることを一つ一つ実践していきたいと思います。

 

今日はこの辺で終わります。最後までお読みいただきありがとうございました!

 

Have a nice day! ^_^

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ABOUT ME
ミニカ
小学4年生の娘と夫の3人暮らし。子育てや教育などに関する情報を中心にさまざまな情報を発信していきます。最近取り組んでいることは、独学のイタリア語とピアノです。よろしくお願いします^_^